talk show - 未来をツクル・トークショー -

この時代に加速している変化の兆しと、この地に引き寄せられる人びとの「導かれ力」をコンセプトに「コミュニティ」「みらいのワーク&ライフ」「自然と創造」といった3つのテーマでトークイベントをおこないます。

talk show


 

京北のコミュニティの魅力は何なのだろうか?Iターンと外からの視線を交え、映像クリエイター、ジャーナリスト、ソーシャルデザイナー、ミュージシャン、ライターの様々な視点からこれから目指すコミュニティのあり方、最先端の京都里山を語るダイアログ。

 

 

登壇者:丹下紘希、守田敏也、柳澤史樹、曽 緋蘭、きしもとタロー

 

司会:廣海緑朗


 

自然の中の育みを工芸をつなげて新しい価値を創る。京都里山の可能性。京北で漆の植樹をする2人と、美山の茅葺の里で昔ながらの暮らしの中で営む天然藍染、徳島県神山で1つの価値を作り出したプロジェクト。サスティナブルなんて言葉が恥ずかしくなるような当たり前の日常。古と創造の融合が新しい未来を開くダイアログ。

 

 

登壇者:堤卓也、松山幸子、大前直子、廣瀬圭治

司会:廣海緑朗


ツクル“繋がる仲間たち”

③11月8日(日)12:10~13:10

 

ツクル森を支えてくれている人たちへの感謝の意を表すとともに、この集まりがどのように形成されていったのか、そしてこれからの「ツクル森倶楽部」の構想についてお話します。

 

 

登壇者:多数

司会:廣海緑朗


京北のこれからの未来をどう見据えるか?こんな京北になりたい。こんな京北を目指していきたい。これからの未来を考える京北のプレイヤーが今後のみらいの生き方、仕事について語るダイアログ。

 

 

登壇者:浅利美鈴、仲井亮文、福元宏徳、曽 緋蘭

司会:廣海緑朗

登壇者プロフィール


丹下紘希

人間ときどき映像作家/たまにアートディレクター

 

非核非戦を掲げる二児の父親、たまに専任母役として子育て奮闘中。 会長ではなく、「タンタン」と呼ばれる京都市左京区の現役PTA会長。 かつては音楽映像業界にいたが、原発事故を経て、広告の罪深さに悶絶する。 視点を変えて生きていく社会芸術運動「Noddin」創設メンバー。 戦争のつくりかたアニメーションプロジェクト発起人。 作品として、「未来への手紙」「私たちという傍観記録」「あなたを心配する手紙」「騙されない機能付きテレビ真実一号」「概念ガチャ-お金とは何か?」 そして、架空の政党「自由無人党」党員。 差別などの理不尽、自然の破壊や暴力、戦争のない、ちょうどいい人間を目指す。

※7日夜の「森の映画館」上記の「戦争のつくりかた」の上映があります。

・未来を忘れないための想像力 | 丹下 紘希 | TEDxFukuoka

https://youtu.be/fzBnoHURa0I

・丹下さんのビデオメッセージ/ Kouki Tange'nin Video Mesajı

https://youtu.be/iKbl0p-7bkw

・Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25

https://youtu.be/AOySfMfNMSA

 

 

登壇日:ツクル"コミュニティ" ①11月7日(土)12:00~13:00



守田敏也

ジャーナリスト

 

同志社大学社会的共通資本研究センター(宇澤弘文教授主宰)の客員フェローなどを経て、現在はフリーライター。京都「被曝2世3世の会」世話人、兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員を兼ねる。福島原発事故降、被曝地を度々訪問。各地で放射線防護と原子力災害対策の講演を行い、篠山市では安定ヨウ素剤の事前配布を実現。ヨーロッパでも度々講演し、日本からの原発輸出が計画されているトルコに4回訪問している。ブログ「明日に向けて」で情報を発信。著書に物理学者矢ヶ﨑克馬氏との共著『内部被曝』(岩波ブックレット)、原子力災害対策をまとめた『原発からの命の守り方』(海象社)がある。

・ブログ「明日に向けて」

https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

・チャンネルもりもり

https://www.youtube.com/channel/UCF2nu5ENpXBd0Y61DVsd1Wg

 

 

登壇日:ツクル"コミュニティ" ①11月7日(土)12:00~13:00



浅利美鈴

京都大学地球環境学堂准教授

 

2000年、京都大学工学部地球工学科卒業。2004年、工学博士。現在は京都大学地球環境学堂准教授。研究テーマは「ごみ」や「環境・SDGs教育」。世界中すみずみの「ごみ」や暮らしぶりを観察して歩く日々を送る。社会の縮図として、京都大学のサステイナブルキャンパス化にも取り組む。学生時代に「京大ゴミ部」を立ち上げ、環境啓発・教育活動に取り組み始め、2005年からは、京都議定書達成に向けた「びっくり!エコ100選」、エネルギー問題にアクションを起こす「びっくりエコ発電所」、京都におけるSDGs実装を目指す「エコ~るど京大」や「京都超SDGsコンソーシアム」などを展開。2021年11月に第14回を開催する「3R・低炭素社会検定」の事務局長も務める。

 

登壇日:ツクル"みらいのワーク&ライフ" ④11月8日(日)14:15~15:15



廣瀬圭治

神山しずくプロジェクト代表/キネトスコープ社代表/NPO法人グリーンバレー理事/デザイナー/ アートディレクター

 

20代はバイクで放浪の日々。全国のイベントでVJとして活躍。映像クリエイター、グラフィックデザイナーを得て、2003年、大阪市デザイン事務所を設立。企業のブランディングやプロジェクトのプロデュースを手がけてきた。2012年東京ミッドタウン企画展をきっかけに、徳島県の神山町へ移住、田舎暮らしをはじめ、丸9年。2013年から人工林の新たな価値をデザインする「神山しずくプロジェクト」を発足。GOOD DESIGN 2017。イタリア国際デザインコンペ A'Design Award 2019 ソーシャル部門 金賞受賞。

・しずくプロジェクト

http://shizq.jp/

・A' デザインアワード受賞ページ

https://competition.adesignaward.com/gooddesign.php?ID=80494

 

登壇日:ツクル"自然と創造" ②11月7日(土)14:50~15:50



柳澤史樹

自分史ナビゲーター/ライター/ソーシャルアクティビスト

クリエイティブユニット Team LINKS代表・株式会社Two Doors代表社員

 

福島原発事故をきっかけに、横浜を拠点に脱原発イベントや、民主主義を学ぶ「YOKOHAMAデモクラシー道場」を主催。その後神奈川県最北端エリアでの農的暮らしにシフト、よりよい社会への意識変容を目的とした株式会社Two Doorsを妻と設立。人が生きてきた軌跡から未来をイメージする「自分史」研修や講座、哲学・食・農に関する執筆や翻訳、ビジネスプロデュースを手がけている。

 

 登壇日:ツクル"コミュニティ" ①11月7日(土)12:00~13:00



大前直子

 

藍染作家/ OW

 

 

16歳の誕生日に単身でカルフォルニアに渡米。17歳でARTの世界に魅了され、水彩画、油絵、デッサン、デザイン画を学び、最終的に染色に辿り着く。大学時代に化学染料に疑問を持ちながら使っていた時に、藍染作家の新道弘之氏の映像を見て天然の藍染を志すことを決意し、13年間のアメリカ生活にピリオドをうち帰国。結婚後、夫と田舎暮らしの拠点として美山町へ移住。季節の循環の中に身を置くこと、原点回帰、地球、世界と共に歩む営みを日々探求しながら、かやぶきの里にて夫と共にOWという屋号で天然の藍染の色々なアイテムを制作している。

 

 登壇日:ツクル"自然と創造" ②11月7日(土)14:50~15:50



堤卓也

堤淺吉漆店/一般社団法人パースペクティブ

 

明治期から続く漆の精製業者の四代目。文化財修復や伝統工芸など、用途に合わせた漆を提供。「漆掻き職人」と「塗師」の中間に立つ立場から、漆の流通量の減少に危機感を感じ、漆のある暮らしを次世代の子ども達につなぐ取り組みとして「うるしのいっぽ」を始める。「サーフボード×漆」「BMX×漆」「スケボー×漆」など、新しい取り合わせを通じて、漆との出会いを提案。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべく、2019年6月、パースペクティブを設立。

・URUSHI NO IPPO

https://www.urushinoippo.com

・堤浅吉漆店

https://www.kourin-urushi.com

 

 登壇日:ツクル"自然と創造" ②11月7日(土)14:50~15:50



松山幸子

一般社団法人パースペクティブ

 

根底にあるのは、人と自然のサステナブルな関わり方や、自己よりもっと大きなもののいとなみの象徴でもある、「工藝」へのまなざし。工藝は日本の社会、価値観、意識を映し出す「鏡」であると位置づけ、教育プログラムやツアーを企画してきた。大量生産で生まれた均質な工業製品の溢れる社会的背景の中で、モノづくりへの親近感や、自然と呼応して生きる感性が失われてきていることに危機感を感じ、2019年6月、パースペクティブを設立。自然とつながるモノづくりのあり方を事業として表現。

・工藝の森 by Perspective

https://www.facebook.com/ForestOfCraft/

 

 登壇日:ツクル"自然と創造" ②11月7日(土)14:50~15:50



仲井亮文

昭和57年に生を受け仲井家の長男として京北地域の愛を全身で受けて、保小中高の学びの道を京北で過ごす。その後、家業を継ぐべく電気工事士の資格を取り職人としての修業をする。この頃に京北の魅力を若者から発信する活動を始める中でじわじわと京北愛が芽生える。約10年ほどの活動から学んだ事がイベントなどの単発的な事ではなく、生活の柱である「仕事」を作ることで継続的に魅力を伝えられるということだった。その第一歩が自身の電気工事店を基に京北の老若男女が集える環境を作ることを直近の目標とし、この大自然から生まれる「オモシロイ」を世界に発信する「京北堂株式会社」の設立(202012月登記予定)である。

 

以後、京北の住人が笑顔溢れたの地域からも注目される取り組みを人生計画に組み込み、クライマックスは「花咲か爺さんプロジェクト」と称した京北の山々を全て広葉樹に植え替え、四季に準じて山の表情に変化を強調する。この取り組みは気が遠くなるほどの時間を要するが、自身の思いに共感してくれる仲間を少しづつ増やして、自身の孫の世代が喜んでる姿を想像しながら日々を過ごしている。

 

 登壇日:ツクル"みらいのワーク&ライフ" ④11月8日(日)14:15~15:15



福元宏徳

一般社団法人 里山デザイン 代表理事

 

2009年より3年にわたる海外放浪ではジャーナリズム的な視点で写真の撮影をしながら、植林や環境保護の活動、自給自足、パーマカルチャーなどを学びつつ、現在も自然と調和した暮らしを模索している。2014年より京北に拠点を移し、人と自然の共生したライフスタイルをテーマに“KEIHOKU Style展”を行政や地域住民と連携し、京都市内で6回開催するなどし、地域の関係性をフラットに繋ぎ、新たな価値を創出する事業を展開中。最近は“楽しいことをしていたら、課題が解決しちゃってました” をテーマに活動している。

・里山デザイン

http://www.satoyama-d.com

 

 登壇日:ツクル"みらいのワーク&ライフ" ④11月8日(日)14:15~15:15



曽 緋蘭(Tseng Feilang)

ソーシャルデザイン

 

米サンフランシスコでデザイン思考を中心とした工業デザインを学び、後に William Sonoma 社でインテリアのブランディングデザインを行う。帰国後はオムロンヘルスケアで健康機器のデザインディレクションを担当。IOT健康機器のビジネスモデルの可視化、事業企画からアプリ、プロモーションにいたるクリエイティブディレクションを手がける。2016年より独立、京都市京北の里山古民家に住み、地域の魅力を引きだすコミュニティデザインを行っている。現在は株式会社ROOTS代表、世界中の学生や専門家を里山へ招き、サステナブル事業の研修プログラムを企画運営。地域事業者とともに地域課題を解決するビジネスデザインを国内外の教育機関と連携し若手の実践の場を提供している。

・株式会社ROOTS

https://rootsjourney.jp

 

 登壇日:ツクル"コミュニティ" ①11月7日(土)12:00~13:00

     ツクル"みらいのワーク&ライフ" ④11月8日(日)14:15~15:15



きしもとタロー

人間文化探訪者、音楽家、笛演奏家・製作家、大学講師

 

世界各地の音楽文化に造詣が深く、古今東西の様々な笛を使った演奏・作曲活動のほか、意識や文化に関する講演活動も行っている(大阪大学・共生学講師など)、京北在住アーティスト。作曲作品を集めたアルバムを発表しながら、世界各地の音楽をとり上げる公演を各地で開催、2000年オーストリア公演、2003年ウズベキスタン東洋音楽祭への招聘、2011年スロバキアの国際文学祭への招聘、2018年スペイン・アルテア夏の音楽祭への招聘など、海外でも活動を拡げています。現在は執筆をしながら、南コーカサス・アルメニアの笛を研究中。

・きしもとタロー

http://taro.co.jp

 

 登壇日:ツクル"コミュニティ" ①11月7日(土)12:00~13:00


司会者プロフィール


廣海緑朗

ソーシャルメイトキュレーター/NPO法人みんなの地球のくらしかた/mumokuteki/京都オーガニックアクション

 

1965年生まれ。東京・北海道を経て1980年より京都在住。1981年より音楽・アート・映像などのイベントを京大西部講堂などで企画制作する。1987年に観た映画「ホピの預言」(監督:宮田雪/制作:Land and Life)の影響で7回渡米し、北米先住民の居留地を旅し、 居留地での核実験やウラン採掘、強制移住の反対運動に参加。1993年から映画「ホピの予言」を制作した『Land and Life』に参加。上映や講演で、先住民の現状や世界観を知ってもらうために力を注ぐ。2002年以降は音楽と環境問題に視点を置いたイベントの制作を行う。

 

2012年、福島原発事故で放射能汚染の実態を知り、安全な食べ物を提供したいと自ら測定した食材を使ったレストラン「NONベクレル食堂」を左京区岩倉に開店。2014年、店を三条猪熊に移し「ノンベクキッチンホテヴィラ」として開店 。2015年、京都市議会議員選挙に市民派として立候補。2282 票で落選。2016年、「ノンベクキッチンホテヴィラ」を閉店。食品の放射能測定は5年間で1000検体に及ぶ。「NPO法人みんなの地球のくらしかた」を立ち上げ、社会事業を世に広める活動を開始。2017年、企業のブランディングやSDGsの発信などのコンサルティングを開始。信頼資本財団「A-KIND塾」3期生。「京都オーガニックアクション」を立ち上げる。2018年、15年ぶりにアリゾナ州ホピ居留地を訪れる。第一回目のツクル森のオーガナイズに参加。2019年、「NPO法人みんなの地球のくらしかた」理事長に就任。居を京北に移す。2児の父。